冬至_令和7年12月22日から令和8年1月4日まで
田鶴(たづ)
新年になれば、縁起の良い図案として〝鶴と亀〟が対となったものをよく見かけます。
「鶴は千年、亀は万年」と長寿の象徴となっているためです。
鶴には越冬のためシベリア方面からやってくるナベヅル・マナヅルなどの冬の渡り鳥と、丹頂鶴(タンチョウヅル)のように北海道で繁殖する留鳥(りゅうちょう)がいます。
鹿児島県出水市の北西部、八代海に臨む出水平野の荒崎地区一帯には、毎年10月中旬になるとシベリア方面から多種類のツルが渡来してきますが、その数は日本一です。
令和7年も10月21日(火)午前8時30分にナベヅル9羽の初渡来が東干拓で確認されました。
12月6日(土)現在ですでに13,205羽の渡来が確認されています。
江戸時代には江戸郊外の田圃や湿地にもツルが飛来してきていて、明治頃までは全国各地の借り入れの終わった田圃・枯田にツルの姿を見るのは当たり前の風景だったようです。
ツルの古名が『田鶴(たず)』というのも、冬の稲田で落穂を啄(ついば)むその姿から採られたものでしょう。
今回の特集は、中国料理特集「中華の酢使い 田村亮介」とシェフの知恵は「麈角解 チコリー編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹

