1. 薬膳春は青色食材

  2. 冬のほっと一皿

  3. ベトナミーズ万能ヌクマム鈴木珠美

  4. 中華の酢使い田村亮介

  5. 和食の米酢

  6. 公爵の酢バルサミコ

  7. Wine Vinegarイタリアン

  8. Wine VinegardishesⅡ

  9. Wine Vinegardishes古賀純二

  10. 辣油の中華

  11. 縮緬雑魚が肝

  12. 辛味の薬味貝割れ大根

  1. 魚氷上 滑子編

  2. 雉始雊 車海老編

  3. 芹乃栄 黒豆編

  4. 麋角解 チコリー編

  5. 閉塞冬成 菊芋編

  6. 虹蔵見 バルサミコ編

  7. 山茶始開 松茸編

  8. 霎時施 檸檬編

  9. 水始涸 ワインビネガー 編

  10. 雷乃声収 辣油編

  11. 鶺鴒鳴 縮緬雑魚編

  12. 綿柎開 貝割れ大根編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

小暑

小暑_令和7年7月7日から令和7年7月21日まで

梔子/くちなし

七月、夏も盛りになろうという時期の花に〝梔子/くちなし〟があります。
真っ白な六弁の花びらの可憐な姿と、その芳香で知られます。
「薄月夜 花くちなしの 匂ひけり」と正岡子規が詠んだように、月も朧ろで景色のはっきりしない夜でも、くちなしのその芳しい香りが届いて、花が咲いているのを知ることができます。
くちなしは、古くから日本人に親しまれていて、奈良時代に編纂された『肥前国風土記』にすでにその名前が記されています。
くちなしの名は、その実が熟しても開かないことからに由来しますが、実は古来漢方薬や染料として広く利用されてきました。
漢方の効能としては、消炎や止血、解熱、鎮静薬があり、また、染料としては布だけでなく、栗飯やきんとん、沢庵の色付けにも用いられました。

我々、昭和世代は〝くちなし〟といえば渡哲也の『くちなしの花/作詞.水木かおる:作曲.遠藤実』を思わず口ずさんでしまいます。
—今では指輪も 回るほど
やせてやつれた おまえのうわさ
くちなしの花の 花の香りが
旅路のはてまで ついてくる
くちなしの白い花
おまえのような花だった

今回の特集は、中華料理特集「中華の隠し味 鷹の爪」とシェフの知恵は「温風至 二十日大根編」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹