1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

立秋

立秋_令和2年8月7日から8月22日まで

立秋_秋が立ち、暦は秋になりました。夏の盛り頂点は秋の序章の始まりです。

本来の予定では本日8月7日まで「青森ねぷた祭」が開催されるはずでしたが、やはり中止となってしまいました。

令和二年の夏は『盂蘭盆/うらぼんえ』で心静かに先祖を想うほかなさそうです。

もともとの意味はとても怖い、盂蘭盆

「盂蘭盆」は、サンスクリット語〈ウランバナ〉の音訳で、その意味は「逆さに吊り下げられるような非常な苦しみ」だそうです。

なぜこのとても苦しそうな言葉が、先祖の御霊を供養する行事の名称になったのかと云いますと、それは仏教の偽経(中国で作られた経典)『盂蘭盆経』にあります。

このお経には、釈迦の弟子・目連尊者の母親が餓鬼道に落ちて、まさに〈ウランバナ〉のような獄苦にあっていて、母を救いたい目蓮尊者は、釈迦の教えに従い、七月十五日に多くの高僧に供養したところ、その結果として、地獄から母親は救われたということが説かれています。

このことから、七月十五日に、仏や先祖に感謝し、敬い、供養する仏教行事となりました。

この「盂蘭盆」という名称が略されて「(お)盆」という通称で、日本の家庭の大事な年中行事のひとつとなり、今に残っています。

数々の震災や疫病などの苦難に耐えてきた先祖のおかげで、我々は現在に生を受けています。

こんな時こそ手料理を先祖の御霊に供養したいものです。

今回の特集は、秋元さくらシェフのフランス料理特集「夏に食べたいフランス料理」、髙橋有希料理長の日本料理特集「夏に食べたい日本料

シェフの知恵が「モロヘイヤについて」「南瓜についてです。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹