1. 香の胡麻油中華料理飯田徹也

  2. 土用卵和食編

  3. 玉味噌を三種

  4. 中華の甘味噌甜麺醤

  5. 和食の辛味唐辛子

  6. 落花生と落花生油

  7. 木の実使い

  8. 濱崎泰輔マンマのムール貝

  9. あさり使いⅡ

  10. 仏・伊のあさり使い

  11. 春は菜の花

  12. 薬膳春は青色食材

  1. 大雨時行 胡麻油編

  2. 半夏生 メロン編

  3. 麦秋至 梅編

  4. 菖蒲華 米麹編

  5. 蚕起桑食 アロエベラ編

  6. 蛙始鳴 ブルーベリー編

  7. 牡丹華 胡桃編

  8. 玄鳥至 ムール貝編

  9. 雀始巣 たらの芽編

  10. 霞始靆 芥子菜編

  11. 草木萌動 苺編

  12. 魚氷上 滑子編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

清明

清明_令和6年4月4日から令和6年4月18日まで

雁風呂(がんぶろ)

この季節、燕は南からやってきますが、雁は北へと旅立ち、空では渡り鳥たちが交差します。
雁は初冬にシベリア方面からやってくる時、一本の枝を咥えており。
この枝は、雁が海を渡ってくる途中、海に浮かべて羽を休めるために使ったものとされました。
冬、渡ってきた時にこの枝を浜辺に置いて、春、北へ帰る際には再びこの枝を咥えて行くのだとか。
しかし、雁が飛び立った浜辺に幾本かの枝がそのまま残っています。
残ったこの枝は、冬の間に死んでしまった雁たちのものです。
「雁風呂」は、青森県外ヶ浜の人たちが浜辺に残った枝で風呂を炊いて雁を供養したと伝えられるものです。
春の季語ともなっており、高浜虚子に「雁風呂や海あるる日は炊かぬなり」があります。
また、落語に三遊亭圓生が十八番とした『雁風呂』という噺や、「1974年サントリー角瓶CM」のテーマにもなりました。

人は自然と共に生きている。そして、自然界の同胞として雁を供養する。
この心根は失いたくないものですね。

今回の特集は、クレソン料理特集「クレソンを添えて」とシェフの知恵は「鴻雁北 蕨編」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹