1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 閉塞冬成 ローズマリー編

  10. 鱖魚群 青梗菜編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

啓蟄

啓蟄_令和4年3月5日から令和4年3月20日まで

浜下り

啓蟄_草木山川国土に春の息吹が訪れる時候です。
啓蟄の次候は「桃始笑/ももはじめてわらう」、旧暦の3月3日頃、新暦では3月下旬から4月上旬にかけて桃の花の蕾が開き始めます。
花が開くことを、むかしは〝笑う〟と表現しました。
確かに満開の花は笑っているように周囲を明るくします。

また、沖縄や奄美諸島では〈浜下(はまくだ)り〉と言って、旧暦の3月3日に娘が海に行き、潮干狩りやご馳走を持って海で楽しむという習わしがあります。
海に入って手足を清め無病息災を祈願する意味合いがあったそうです。
ひな祭りの起源の儀式のひとつに「人形/ひとがた」を作って川に流して穢れを清めたことがあるように、源は同じものなのでしょう。

若い娘の穢れは比較的安易に清められそうですが、はるかに根の深い大人の穢れはどこで清めましょうか。

今回の特集は、日本料理特集「野﨑洋光 一汁三菜の四」とシェフの知恵は「草木萌動/椎茸」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹