1. ジョンキョンファ人参を使って

  2. アンチョビを効かせて

  3. クレソンを添えて

  4. フレンチで春野菜

  5. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  6. 春中華

  7. 白菜使い

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 古賀純二のソース

  10. 雑煮 三題

  11. 江戸のおせち壱山﨑美香

  12. 江戸のおせち弐山﨑美香

  1. 蚯蚓出る 切り干し大根編

  2. 霜止出苗 アンチョビ編

  3. 鴻雁北 蕨編

  4. 雀始巣 浅葱編

  5. 土脈潤起 鱵編

  6. 桃始笑 独活編

  7. 東風凍解 小松菜編

  8. 款冬華 カリフラワー編

  9. 芹乃栄 白子編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 鱖魚群 青梗菜編

  12. 金盞香 水菜編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

立冬

立冬_令和5年11月8日から令和5年11月21日まで

山粧う

立冬_また暦が冬に巡ってきました。山や里に冬の気配が漂ってくる頃ですが、ふいに暖かくなる日もあり、季節の移ろいの狭間〝冬隣〟である頃です。

新芽が出てくる爽やかな春の山の様子を〝山笑う〟と言い、新緑で青々とした夏の山は〝山滴(したた)る〟冬の枯れて静かな山は〝山眠る〟、そして紅葉に燃えるような真紅に染まる秋の山を〝山粧(よそお)う〟と表現します。
また「故郷やどちらを見ても山笑ふ_正岡子規」のようにそれぞれが季語となっています。

これらは北宋の画家・郭煕(かくき)の著『画品』「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠として滴(した)たるが如し、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として睡(ねむ)るが如し」に由来します。
四季折々の山の息吹を愛でる感覚は共通のものです。
この情緒に旬の食べ物が加われば、他に必要なものはありません。

今回の特集はフランス特集音羽創のソース」とシェフの知恵は「楓蔦黄 キャベツ」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹