小暑/七夕_令和5年7月7日から令和5年7月22日まで
難病にほおずき
小暑/七夕_昼間は徐々に暑さが増してきましたが、東雲の時間帯はまだまだ涼しさが残り、凌ぎやすい季節です。
一年のうちで1番の功徳日である7月10日は、お参りすると四万六千日分のご利益があるとされる有難い日です。
この7月10日「四万六千日」の縁日には「ほおずき市」も催されます。
「浅草寺公式HP」によれば、最初に〈ほおずき市〉が立ったのは芝の愛宕神社で、これに倣って浅草寺でも〈ほおずき市〉が始まりました。
愛宕神社で〈ほおずき市〉が始まった由来としては、「ほおずきの実を水で鵜呑み(丸飲み)すれば、大人は癪(しゃく/なかなか治らない持病)を切り、子供は虫気(腹の中にいると考えられた虫による腹痛など)を去る」という民間信仰からのようです。
大人の癪には赤いほおずきですが、幼い子の虫封じには青いほおずきか良いそうです。
しかし、ほおずきを丸呑みするのは喉を詰まらせそうで年寄りには怖い、と思うのは私だけでしょうか。
今回の特集は夏の魚介料理特集「フレンチの鯛」とシェフの知恵は「温風至 鮑(あわび)編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹