大寒_令和3年1月20日から2月2日まで
色々な正月
正月は大切な年中行事であるので種々な行事に正月の名がついています。
一月一日から七日の松の内の間が「大正月」この期間は年男の役割が大きいので「男の正月」とも呼びます。
人日/若菜の節供の七日は「七日正月」。
十五日の「小(こ)正月」には小豆粥を食べ、左義長(どんど焼き)が行なわれますがこれは〝子供の祭り〟です。
どんど焼どんどと雪の降りにけり 小林一茶
松の内
関西ではこの15日の「小正月」までが松の内となり、松の内に忙しかった女性たちがひと息つけるため「女正月」とも呼ばれます。
二十日の「二十日正月」には仕事を休む習わしがありました。
また正月に食べた魚の頭や骨の残りで鍋や団子を作って食べたので「豆正月」、「骨正月」という別名もあるようです。
大寒の初候は「款冬華(ふきのはなさく)」、正月が過ぎれば春の息吹がやってきます。
今回の特集は、フランス料理特集「食卓にオードブルを」山下敦司編と「家庭でおもてなし」フレンチ編の2本立です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹