大寒_令和2年1月20日から2月3日まで
正月は行事の多い大切な月です。本日20日は二十日正月。
睦月の行事の主なもので、その名称に〈正月〉が付くものに、1日の〈大正月〉15日〈少正月〉20日〈二十日正月〉31日〈晦日正月〉があります。
〈大正月〉に歳徳神(としとくじん)を迎えて、お帰りになった後の〈小正月〉に小豆粥を食べて豊年を祈った後の寿ぎ納めが〈二十日正月〉となります。
この日は休日とし、関西では正月に使ったブリの骨を20日間粕漬けにして、大根、大豆、昆布、ゴボウ、ニンジンと一緒に煮て食べ尽くすため〈骨正月〉という別名もあります。
31日〈晦日正月〉は文字通り正月睦月の晦日で、正月行事が滞りなく終わったことを感謝する締日です。
この日、団子を戸口に挿す風習があるところもあるそうです。
節分の恵方巻/えほうまき
大寒の時候の最終日2月3日は節分です。
節分の豆まきの後には、その年の歳徳神がいる方向の恵方に向かって太巻き寿司/恵方巻を食べます。
令和2年の恵方は西北西/225度になるそうです。
恵方巻の太巻きの具材は七福神に倣って七種(うなぎ・えび・かんぴょう・きゅうり・しいたけ・出汁巻玉子・でんぷん_が一般的)で巻きます。
大寒の特集は恵方巻の太巻き寿司にちなんでの寿司特集「薬味入り寿司飯の作り方」「寿司三昧」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹