1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 閉塞冬成 ローズマリー編

  10. 鱖魚群 青梗菜編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

穀雨

穀雨_令和2年4月19日から5月5日まで

穀雨_この時候に降る春の雨が、穀物に滋養を与え田畑を潤す

穀物を潤す雨を〈瑞雨〉と云い、草木を潤す雨を〈甘雨〉と呼びます。
どちらも喜ばしい雨です。

巷がどうであれ、慌てふためく人間を尻目に、喜ばしい雨の恩恵を受けて穀物は滋養をためています。
もしかしたら、いま起こっていることも自然の営みの一つかもしれませんが、こんな中でも農作物は育ち、実を結びます。
しかし、せっかく実を結んだ野菜、木の実、収穫された魚などの行き場が失われようとしています。
本来届くべきところ、本来使われるべき場所が閉鎖されてしまっていては、この恵みたちはどこに行けば良いのでしょう。
物の流れが、あるところで止まってしまえば、立ち所に全てが停滞していきます。
短い期間なら改善の余地もありますが、あまりに長く淀んでしまえば、それを取り返すには淀んだ時間の何倍もの時間が必要となります。

世界がこの危機に直面しています。
人間の智慧の出しどころです。

こんな時にこそ、美味しく、そしてちゃんとした食事をしないとせっかくの智慧も出てきません。

今回の特集は、この時期にイタリアンの西沢健三シェフが新店舗を出されましたので、新店舗応援企画として特集は西沢シェフのレシピで構成しました_「新店舗応援特集」です。

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹