立夏_令和5年5月6日から令和5年5月20日まで
粽、食べ食べ
立夏_暦の上では夏ですが、「八十八夜の忘れ霜」と呼ばれ、ふいに冷え込む夜もあります。
昨日は五月五日の『端午の節句』でした。
この端午の節句を歌った童謡に『背くらべ/作詞・海野厚、作曲・中山晋平』があります。
「柱の傷は おととしの 五月五日の 背くらべ ちまきたべたべ 兄さんが」と皆さん唄ったことがあるでしょうが、なぜ背くらべは去年ではなく〝おととし〟なのかご存知でしょうか。
詞を書いた海野厚の郷里は静岡県ですが、五月五日には帰省して18歳下の弟の背を測るのを楽しみにしていましたが、詞を書いた前年に結核を患い帰省が叶わず〝おととし〟となってしまったという訳です。
海野厚は1925年5月20日肺結核で28歳の若さで夭折しました。
のどかな童謡『背くらべ』ですが、詩の中身を知るとしんみり致します。
今回の特集は日本料理特集 野﨑洋光料理長の「絹さや遣い」とシェフの知恵は「牡丹華 さや豌豆編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹