秋分_令和5年9月23日から令和5年10月7日まで
空の日
秋分_「後の彼岸」の中日(ちゅうにち)です。「暑さ寒さも彼岸まで」彼岸を過ぎれば季節はやわらぎます。
彼岸の入りの9月20日は「空の日」でした。
今から112年前の1911(明治44)年のこの日、山田猪三郎の飛行船が東京上空を一周したことを記念して制定されました。(飛行の日付には諸説あります)
この国産初の飛行船の飛行自体が成功したのは前年のことでしたが、それはライト兄弟の初フライトからわずか7年後のことでした。
それが1世紀を経ぬ間に、大型旅客機が空を飛び交う時代となりました。
彼岸とはあの世とこの世、此方(こなた)と彼方(かなた)の中間・境目になります。
日本人が空を飛ぶのを夢見た「此方」と実際に空を飛んだ「彼方」、彼岸の入り日にふさわしい記念日です。
今回の特集はフランス特集「古賀純二のキノコ料理」とシェフの知恵は「玄鳥去 ぶなしめじ編」です。
『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹