1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 基本の出汁野﨑洋光

  8. 古賀純二のソース

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 蚯蚓出る 切り干し大根編

  2. 霜止出苗 アンチョビ編

  3. 鴻雁北 蕨編

  4. 雀始巣 浅葱編

  5. 土脈潤起 鱵編

  6. 桃始笑 独活編

  7. 東風凍解 小松菜編

  8. 款冬華 カリフラワー編

  9. 芹乃栄 白子編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 鱖魚群 青梗菜編

  12. 金盞香 水菜編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

清明

清明_令和3年4月4日から4月19日まで

たけなわを惜しむ

清明_天地の何もかもが清く明るい時〝春たけなわ〟です。
この「宴たけなわ」などにも使われる〝たけなわ〟に充てられる漢字は〝酣〟と〝闌〟の二文字です。

〝酣〟は酒が甘い時、〝甘い〟は非常に美味いという意味の甘露の〝甘〟です。
白川静『字通』によれば〝酣〟は「①たのしむ、酒を飲んで楽しむ②たけなわ、さかん、さかり③醒めず、酔わざるの時をいう。」とあります。
酒呑みにとって「醒めず、酔わざるの時」は最高の瞬間です。
〝酣・たけなわ〟は、「ああ、最高に幸せな瞬間が終わってしまうばかりなのだなあ」と〝惜しむ心〟を表します。

物事の真っ盛りにそれが終わってしまうのを〝惜しむ〟というのは日本独特の愛で方のようです。


今回の特集は、日本料理特集/野﨑洋光料理長「野菜彩彩
」とイタリア料理特集/濱崎泰輔シェフ「マンマの料理野菜とチーズ編の2本立と、シェフの知恵「 雷乃声発 新玉葱編」です

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹