1. アンチョビを効かせて

  2. クレソンを添えて

  3. フレンチで春野菜

  4. 野﨑洋光続 熱燗の肴

  5. 春中華

  6. 白菜使い

  7. 古賀純二のソース

  8. 基本の出汁野﨑洋光

  9. 雑煮 三題

  10. 江戸のおせち壱山﨑美香

  11. 江戸のおせち弐山﨑美香

  12. 濱崎泰輔マンマのトマトソース

  1. 霜止出苗 アンチョビ編

  2. 鴻雁北 蕨編

  3. 雀始巣 浅葱編

  4. 土脈潤起 鱵編

  5. 桃始笑 独活編

  6. 東風凍解 小松菜編

  7. 款冬華 カリフラワー編

  8. 芹乃栄 白子編

  9. 鱖魚群 青梗菜編

  10. 閉塞冬成 ローズマリー編

  11. 金盞香 水菜編

  12. 楓蔦黄 キャベツ編

  1. 料理人街

  2. 日本料理 Japanese

  3. フランス料理 French

  4. イタリア料理 Italian

  5. 中華料理 Chinese

  6. 韓国料理 Korean

  7. ベトナム料理 Vietnamese

雨水

雨水_令和3年2月18日から3月4日まで

春寒/余寒_はしりと名残り

立春を迎えてもまだまだ二月は寒い時期ですが、この時期の寒さを、日本人はあえて春の寒さ「春寒」と季節の先取り〝はしり〟を、また「余寒」と冬の寒さの余韻である〝名残り〟として表現してきました。
この「余寒」に対する言葉が、立秋以降の暑さ「残暑」です。
暑さは残り、寒さは余ると区別する日本語の魅力のひとつです。

水に落ちし 椿の凍る 余寒かな_高井几董(たかい きとう/蕪村門下)

この時期の生菓子に「椿餅」がありますが、この菓子は『源氏物語』に貴族が蹴鞠(けまり)の遊びの後に食べる定番の菓子、という記述があるほど古いものです。
平安時代の貴族に思いを馳せながらいただくのも、この季節の楽しみのひとつです。

今回の特集は、韓国料理特集「熱々コリアン」とフランス料理特集「フレンチの貝の2本立と、シェフの知恵「魚氷上/蛤編」です

『シェフパートナーズ 料理塾』編輯子 秋山 徹